10/19(土)・20(日)Amazon「プライム感謝祭」!昨年の感謝祭ユーザー動向をウブンが調査

by UBUN. Co., Ltd. in October 8th, 2024

購入に至ったユーザーの約70%が購入当日の商品ページ閲覧が初回閲覧という結果に

株式会社ウブン(本社:東京都港区、代表取締役社長:森岡健太郎)は、Amazon Marketing Cloud(以降AMC)と同社が開発運用するAmazon売上&広告レポートの自動化ツール「Ubun BASE」を連携したより精度の高いAmazonマーケティング支援を行っております。今回はAMCを用いて、2023年10月14日(土)〜15日(日)に実施されたAmazon「プライム感謝祭」期間中のユーザー動向を調査しました。

本調査は2024年10月19日(土)・20日(日)の2日間開催される「プライム感謝祭」に向けて、最適なAmazonマーケティング戦略計画の参考となるよう実施されたものです。

商品購入するユーザーの約70%は、プライム感謝祭当日に商品ページを初回閲覧

図1:2023年プライム感謝祭前〜期間中までの商品ページの来訪タイミング

プライム感謝祭で購入したユーザーの約70%は、プライム感謝祭当日に初回閲覧をしていることがわかりました。Amazonプライムデーの際には、事前閲覧と当日初回閲覧がほぼ同率でしたが、プライム感謝祭では当日初回閲覧の割合が高い結果となりました。

また、Hard Line(家電・PC周辺機器等)では、他ジャンルと異なり、プライム感謝祭前に閲覧をした上で、プライム感謝祭期間で購入するユーザーが目立ちました。

ただ、昨年は初めてプライム感謝祭が開催されたため、Amazonプライムデーと比べて、ユーザーへの認知度が低かった結果になりました。今回は2回目の開催で認知度が以前に比べ高まることが予想されるので、プライム感謝祭期間中の売上アップのためには、プライムデー同様にプライム感謝祭前にユーザーに商品ページを見てもらう施策を講じ、購入検討をしてもらうフェーズに持っていくことが重要となってくるでしょう。

プライム感謝祭での売上向上には、商品同士の回遊施策を講じること

図2:2023年プライム感謝祭期間中のPV回数とCVR

プライムデー同様にプライム感謝祭期間中はページ回遊が増えることがわかりました。PV数が多いユーザーほど、商品理解・ブランド理解が進み、CVRが上がり購買しやすくなるためだと考えられます。

特に、1回閲覧ユーザーに比べ、3回閲覧ユーザーは、CVRが約2倍になるため、商品同士の回遊性を上げる施策が重要だといえます。

図3:2023年プライム感謝祭期間中のPV回数とCVR(Hard Line)

Hard Lineに関しては、6回閲覧まではCVRが上がり続けることがわかりました。Hard Lineについては比較的購買金額が高くなるため、他のカテゴリに比べるとより深い商品理解・ブランド理解が必要と考えられます。

そのため、回遊率を意識した商品ページ作りやストア構築、リターゲティング広告を行うことで、最低6回のPVを獲得できるような施策を行うことが、売上創出のために重要です。

図4:2023年プライム感謝祭期間中のPV回数とユーザー割合

プライム感謝祭期間におけるPV回数とユーザー割合をみると、全体の約半分は1回しか閲覧していないことがわかりました。CVR2倍となる目安の3回以上閲覧したユーザーは全体の10%程度にとどまりました。Hard Lineに至ってはCVRを上げるために6回以上閲覧が目安という結果が出ており、該当ユーザーは全体の3%程度存在したため、まだ売上増加の機会があると考えられます。

ビッグセールで複数回購入するユーザーはごく僅か。機会損失を防ぐ対策を

図5:メーカー毎の各セール期間での購入ユーザー割合

上図は年間に何回セールで同じメーカーのものを購入をするかの割合を示したグラフです(対象は1回以上)。Amazonでは、プライムデー・プライム感謝祭・ブラックフライデーの大きく3つのビッグセールを開催しています。どのカテゴリにおいても年に複数回同じメーカーの商品を購入するユーザーは少ないことがわかります。

毎回のビックセールで年に複数回購入しているユーザーはごくわずかであるため、Amazon出店メーカーとして、プライムデー・プライム感謝祭・ブラックフライデーのどれか1回のみ参加というのは、機会損失につながっている恐れがあると言えるでしょう。

図6:購入ユーザーの各カテゴリでの割合

ビッグセールでの購入ユーザーにおいて、各カテゴリにおける割合を調べたところ、ブラックフライデーで購入するユーザーが最も多いことが分かりました。次いでプライムデーのみで購入したユーザーが多い結果となりました。

一方、プライム感謝祭でのみ購入したユーザーは2割以下でしたが、昨年はセール自体の認知度が低かったこと、日数が短かったことが要因と想定されます。今回も「感謝祭でのみ購入するユーザー」の割合が一定あると想定すると、他のビックセールではなく、プライム感謝祭でしか獲得できないユーザーを取りこぼしなく、施策を行う必要があると言えるでしょう。

これらの結果から、2回目となるプライム感謝祭に向けて、売上最大化を測るために、期間中も複数回商品ページを閲覧してもらうような施策を講じることが重要だと言えます。


今回調査に利用したAMCは「Ubun BASE」でも一部機能を利用することが可能です。詳細は以下のリリースをご確認ください。

https://www.ubun.co.jp/amazon-ubun-base-amc

「Ubun BASE」について

「Ubun BASE」は Amazon Marketing を支援する無料の分析ツールです。分断する複数の Amazon データを統合し、売上拡大のための施策立案をサポートします。主に以下の機能があります。

  • Seller / Vendor Central と Advertising のデータを統合したレポート
  • 自動レポート作成(スライドレポート)
  • レビューリクエストの自動化機能搭載(セラー限定)

詳細は下記からご覧ください。

https://www.ubun.co.jp/base

ウブン株式会社の概要

私たちはAmazonに特化し、マーケティング・テクノロジーによって、ECブランドの成長を実現する  グロースパートナーです。

ECブランドの成功をサポートするため、戦略策定から実行までのフルサービスを提供します。

広告の費用対効果だけでなく、新規顧客の獲得からLTVを加味した買い回りの最適化を設計し、ECブランドの売上最大化を実現していきます。


社名:株式会社ウブン

所在地:東京都港区虎ノ門3丁目1-1 虎の門三丁目ビルディング3階

代表取締役社長:森岡 健太郎

創業日:2018年1月4日

URL:https://www.ubun.co.jp/






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